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2000066 年年 1122 月月 44 日日
日
日本本証証券券業業協協会会
全
全 国国 銀銀 行行 協協 会会
「
「
証
証
券
券
化
化
市
市
場
場
の
の
動
動
向
向
調
調
査
査
」
」
∼2006年度上半期の発行動向∼以下は、日本証券業協会及び全国銀行協会が毎月実施している「証券化市場の動向調査」(日 本証券業協会ホームページ<ht t p: / / www. j s da. or . j p/ >参照)について、2006 年度上半期(4 月 ∼9 月)の結果を取り纏めたものです。
半期毎の発行金額のデータについては、別紙をご参照ください。また、参考として、「『証券化 市場の動向調査』における項目毎の記載割合」を取り纏めています。
1.証券化商品全体の発行動向
2006 年度上半期における証券化商品の発行金額は 4. 6 兆円
※
となり、上半期としては、調 査開始(2004 年度上半期<2. 3 兆円>)以来最大の規模となった(図表1)。
件数ベースでは、横ばい(発行件数:2005 年度上半期 145 件→2006 年度上半期 146 件) であるものの、1件当たりの発行金額は大口化した(1件当たりの平均発行金額:同 234 億 円→同 314 億円)。
※ 同上半期における普通社債の発行金額(3. 3 兆円)や、REI T(Real Es t at e I nves t ment Tr us t )の 資産(不動産)取得金額(1. 4 兆円)と比べて大きな金額となった。
(図表 1)証券化商品の発行金額と1件当たりの平均発行金額
4.8
4.6
2.0 3.0 4.0 5.0
150 200 250 300 350
(兆円) (億円)
発行金額 <左目盛>
1件当たり 平均発行金額
2.裏付資産別の発行動向
2006 年度上半期における証券化商品の発行金額を「裏付資産」別にみると、住宅ローン 債権等を裏付資産とした「RMBS」が 3. 0 兆円と最も多く、次いで商業用不動産担保ロー ン債権等を裏付とした「CMBS(Commer c i al Mor t gage Bac ked Sec ur i t i es )」(0. 7 兆円) となった(図表2)。この 2 タイプで発行金額全体の 82. 1%を占めた。
1.0
1.5
1.7
3.2
3.0
0.4
0.2
0.7
0.4 0.7
0.2
0.3
0.2
0.2 0.2
0.3
0.5
0.3
0.5 0.3
0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0
04/ 上 04/ 下 05/ 上 05/ 下 06/ 上
その他
売掛金・商業手形
ショッピング・クレジット
消費者ローン
リース
C DO
C MBS
RMBS
(兆円)
構成比
82.1%
(図表2)証券化商品の発行金額(「裏付資産」別)
※
※ 裏付資産の具体的な分類は、以下のとおり。
「RMBS」:住宅ローン債権、アパートローン債権 「CMBS」:商業用不動産担保ローン債権、商業用不動産
「CDO(Col l at er al i z ed Debt Obl i gat i ons )」:企業向け貸付債権、社債、CDS等 「リース」:リース料債権
「消費者ローン」:消費者ローン債権、カードローン債権
(1)RMBS
・ 住宅ローン債権等を裏付資産としたRMBS(発行金額 3. 0 兆円)は、前年度同期(1. 7 兆円)対比+78. 7%の大幅な増加となった(図表3)。
これを「オリジネーター」別にみると、「都市銀行・信託銀行」(発行金額 1. 3 兆円) と「住宅金融公庫」(同 1. 2 兆円)が全体の 83. 3%を占め、前年度同期(都市銀行・信 託銀行 0. 6 兆円、住宅金融公庫 0. 8 兆円)対比で大幅な増加となった。また、「ノンバン ク」(同 0. 2 兆円)についても、シェアは小さいが、前年度同期(0. 0 兆円)対比では増 加となった。
(図表3)RMBSの発行金額(「オリジネーター」別)
0.2 0.2
0.8
1.3
1.2 0.7
1.1
0.6
1.0 1.3
0.1
0.1 0.1
0.2
0.1
0.1
0.1
0.2
0.0 1.0 2.0 3.0 4.0
04/ 上 04/ 下 05/ 上 05/ 下 06/ 上
その他
ノンバンク
地域銀行
都市銀行・信託銀行
住宅金融公庫
(兆円)
・ 証券化商品全体の発行金額に占めるRMBSの割合をみると、65. 9%となっており、 前年度同期(49. 9%)対比で上昇した(図表4)。
その内訳を「オリジネーター」別にみると、「都市銀行・信託銀行」が 43. 4%、「住宅 金融公庫」が 39. 8%、「ノンバンク」が 7. 4%となった。
(図表4)証券化商品全体の発行金額に占めるRMBSの割合等
都市銀行・
うちR MBS 証券化商品全体
(05年度上半期)
うちR MBS 証券化商品全体
・ RMBSの発行金額を「発行形式」別にみると、「信託受益権」が 55. 9%を占めてお り、前年度同期(44. 5%)対比で割合が上昇した(図表5)。
(図表5)RMBS発行金額の「発行形式」別割合
信託受益権
(44.5%) 公社債
(49.7%) その他
(5.8%)
信託受益権
(55.9%) 公社債
(40.6%) その他
(3.6%) 06年度上半期 05年度上半期
・ RMBSの発行金額を「償還方法」別にみると、「パススルー償還(裏付資産の回収実 績に連動して元本が償還される)」が全体の 94. 8%を占めた(図表6)。
(図表6)RMBS発行金額の「償還方法」別割合
未記載 5.2% 05年度上半期
パススルー 償還 94.5%
未記載 4.4% 06年度上半期
パススルー 償還 94.8%
・ RMBSの発行金額を「予定/平均年限(満期一括償還の場合は予定償還年限。分割 償還が行われる場合は平均償還年限)」別にみると、「未記載」が全体の 93. 0%を占めた が、記載のあるなかでは、「1 年以上 3 年未満」(4. 1%)が最も多くなった(図表7)。
(図表7)RMBS発行金額の「予定/平均年限」別割合
05年度上半期
未記載 87.6%
3年以上 5年以上
7年以上 3.0%
06年度上半期
未記載 93.0%
7年以上
・ 住宅金融公庫RMBSのローンチスプレッド(表面利率と、条件決定時の国債利回り との差)をみると、2006 年度上半期末にかけて拡大した(図表8)。
0.2 0.25 0.3 0.35 0.4 0.45 0.5 0.55 0.6 0.65 0.7
└ 04上 ┘ └ 04 下 ┘ └ 05上 ┘ └ 05 下 ┘ └ 06上 ┘ (%)
月次債 S 種※
(図表8)住宅金融公庫RMBSのローンチスプレッド
(2)CMBS
・ 商業用不動産担保ローン債権等を裏付資産としたCMBSは、2006 年度上半期中の発 行金額が 0. 7 兆円となり、前年度同期(0. 7 兆円)対比では横ばいとなった(図表9)。
0.4
0.2
0.7
0.4
0.7
0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0
04/ 上 04/ 下 05/ 上 05/ 下 06/ 上 (兆円) (図表9)CMBSの発行金額
・ 証券化商品全体の発行金額に占めるCMBSの割合をみると、16. 2%となっており、 前年度同期(20. 4%)対比で若干低下した(図表10)。
(図表10)証券化商品全体の発行金額に占めるCMBSの割合
C MBS 20.4%
05年度上半期
その他 79.6%
C MBS 16.2%
06年度上半期
その他 83.8%
・ CMBSの発行金額を「発行形式」別にみると、「信託受益権」が 92. 4%を占めてお り、前年度同期(59. 9%)対比で割合が上昇した(図表11)。
(図表11)CMBS発行金額の「発行形式」別割合
信託受益権
(59.9%) 公社債
(40.1%)
信託受益権
(92.4%)
公社債 (0.6%)
その他 (7.0%)
・ CMBSの発行金額を「償還方法」別にみると、「未記載」が全体の 76. 6%を占めた が、記載のあるなかでは、「パススルー償還」(10. 9%)が最も多くなった(図表12)。
前年度同期対比では、「未記載」の割合が大幅に上昇した(2005 年度上半期 10. 6%→ 2006 年度上半期 76. 6%)が、記載のあるなかでは、「満期一括償還」(同 47. 2%→同 3. 3%)、 「分割償還」(同 17. 8%→同 9. 2%)の割合が比較的大幅に低下した。
(図表12)CMBS発行金額の「償還方法」別割合
未記載 76.6%
06年度上半期 パススルー 償還 10.9% 未記載
10.6%
05年度上半期
パススルー 償還 24.3%
満期一括 償還 47.2% 分割償還
17.8%
満期一括 償還 3.3% 分割償還
9.2%
・ CMBSの発行金額を「予定/平均年限」別にみると、「1 年以上 3 年未満」の割合が 50. 5%と最も高く、次いで「未記載」(27. 2%)、「3 年以上 5 年未満」(11. 7%)の順とな った(図表13)。
前年度同期対比では、「3 年以上 5 年未満」、「5 年以上 7 年未満」の割合が低下(3 年 以上 5 年未満:2005 年度上半期 22. 4%→2006 年度上半期 11. 7%、5 年以上 7 年未満: 同 30. 1%→同 1. 5%)したことに加え、「1 年以上 3 年未満」(同 5. 9%→同 50. 5%)の 割合が上昇したことから、全体として、「予定/平均年限」が短期化した。
(図表13)CMBS発行金額の「予定/平均年限」別割合
05年度上半期
未記載
3年以上 5年未満 22.4%
1年以上 3年未満 5.9%
06年度上半期
未記載 27.2%
1年以上 1年未満
3.発行形式別の発行動向
・ 2006 年度上半期における証券化商品全体の発行金額を「発行形式」別にみると、総発 行金額 4. 6 兆円のうち、「信託受益権」が 2. 9 兆円、「公社債」が 1. 5 兆円
※
となった(図 表14)。
※ うち住宅金融公庫RMBS1. 2 兆円。
1.4
1.9
1.6
2.9 2.9 0.9
0.9 1.6
1.6
1.5
0.1
0.0
0.2
0.3
0.2
0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0
04/ 上 04/ 下 05/ 上 05/ 下 06/ 上
その他
公社債
信託受益権
(兆円)
(図表14)証券化商品の「発行形式」別発行金額
4.償還方法別の発行動向
・ 2006 年度上半期における証券化商品全体の発行金額を「償還方法」別にみると、総発 行金額 4. 6 兆円のうち、「パススルー償還」が 3. 1 兆円、「未記載」が 0. 7 兆円、「分割償 還」が 0. 5 兆円、「満期一括償還」が 0. 3 兆円となった(図表15)。
1.3
1.9 1.9
3.3
3.1 0.4
0.4
0.7
0.3
0.3
0.4
0.5
0.5
0.5
0.5
0.2
0.2
0.3
0.7
0.7
1.0 2.0 3.0 4.0 5.0
未記載
分割償還
満期一括償還
パススルー償還
(兆円)
5.予定/平均年限別の発行動向
・ 2006 年度上半期における証券化商品全体の発行金額を「予定/平均年限」別にみると、 総発行金額 4. 6 兆円のうち、「未記載」が 3. 3 兆円と全体の 7 割強を占めたが、記載のあ るなかでは、「1 年以上 3 年未満」(0. 7 兆円)が最も多くなった(図表16)。
0.4 0.5
0.3
0.4 0.7 0.4 0.3
0.4
0.4 0.0 0.1
0.1
0.3 1.4
1.8
2.1
3.6
3.3
0.2 0.1
0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0
04/ 上 04/ 下 05/ 上 05/ 下 06/ 上
未記載
7年以上
5年以上7年未満
3年以上5年未満
1年以上3年未満
1年未満
(兆円)
(図表16)証券化商品の「予定/平均年限」別発行金額
6.格付別の発行動向
・ 06 年度上半期における証券化商品全体の発行金額を「格付」別にみると、総発行金額 4. 6 兆円のうち、「AAA」が 4. 0 兆円と全体の 8 割強を占めた(図表17)。
4.3
4.0 2.0
3.0 4.0 5.0
AAA
AA
A
BBB
BB
B
(兆円)